外注から社内への移り変わり

近年、企業では今まで外注していたものから自社での雇用へと転換が増えてきたものに、システムエンジニアがあげられます。
過去にはIT関連のノウハウを持つ人は少なく、専門知識を持つ企業へ外注しなくては、社内のシステムを維持することが難しい時代があったのですが、今ではIT関連の知識を持つ人も増え、また多くのスペシャリストが増え続けているのです。

そこに更に問題視されていることに、個人情報の管理能力があります。
自社の商品を購入している顧客リストが、外注企業の手によって流出し、ライバル会社へ販売されていたり、また他の商法に利用されたりといった事件が増えたことが関係しているように思います。
確かに外注でシステムエンジニアを使えば、人件費などのコストはかなり軽減されるので、企業にはプラスになっていました。
しかしそれよりも社会的な信用を維持することがいかに大変か、というところに企業が着目しだしたのではないかと思います。

一度信用を失ってしまえば、再度信用を取り戻すには何倍もの時間と労力が必要になってきます。
しかも現代では小さな事件がインターネットを通じて、一瞬のうちに世界中に広がってしまいます。
良い噂も悪い噂も、一瞬のことなのです。

がむしゃらに企業の成長を追い続けた時代は終わり、今の日本は一定の基準を保つようになったことで、企業の信用が利益を左右する時代になっているのかもしれません。
企業は顧客情報などを自社で管理するよう、社内でシステムエンジニアを雇用したり、また関連企業からシステムエンジニアを常駐させることで、社会的な信用と安全、保障を獲得しなくてはいけないのではないでしょうか。
少しのコストアップと、企業が負うリスクとを比べると自ずと答えは出るものであります。

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